読書ログ:『師匠、御乱心!』

師匠、御乱心!作者: 三遊亭円丈出版社/メーカー: 小学館発売日: 2018/03/16メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 40年前に世間を賑わせた(らしい。生まれる前なのでリアルタイムで知ってるわけなし)落語協会分裂騒動。 円生の直弟子で、…

読書ログ:『ライブ・エンタテインメントの社会学』

ライブ・エンタテインメントの社会学--イベントにおける「受け手(participants)」のリアリティ作者: 中川和亮出版社/メーカー: 五絃舎発売日: 2017/06/15メディア: 単行本この商品を含むブログを見る スポーツイベント、音楽フェス、祭りなどのライブ・エン…

読書ログ:『2週間でできる! スクリプト言語の作り方』

2週間でできる! スクリプト言語の作り方 (Software Design plus)作者: 千葉滋出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2012/02/10メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 11人 クリック: 318回この商品を含むブログ (18件) を見る 長く役に立つ知識は低レイヤー…

読書ログ:『陰謀の日本中世史』

陰謀の日本中世史 (角川新書)作者: 呉座勇一出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2018/03/09メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 突然の謎の中世ブームを巻き起こした「応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)」の著者による「…

読書ログ:『狼は帰らず アルピニスト・森田勝の生と死』

狼は帰らず アルピニスト・森田勝の生と死 (ヤマケイ文庫)作者: 佐瀬稔出版社/メーカー: 山と渓谷社発売日: 2013/01/25メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 『[まとめ買い] 神々の山嶺(集英社文庫)』に登場する孤高のクライマー・羽生丈二のモデルと…

読書ログ:『砕かれたハリルホジッチ・プラン 日本サッカーにビジョンはあるか?』

砕かれたハリルホジッチ・プラン 日本サッカーにビジョンはあるか? (星海社新書)作者: 五百蔵容出版社/メーカー: 講談社発売日: 2018/05/27メディア: 新書この商品を含むブログ (4件) を見る W杯の予習として読んでおこうと思ったら結局読了したのはW杯終了…

読書ログ:『サピエンス全史(下)』

サピエンス全史(下) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福作者: ユヴァル・ノア・ハラリ出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2016/09/16メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 「2018年上半期に読んだ本たち - ふゆみ…

2018年上半期に読んだ本たち

恒例になってまいりました。今期は1ヶ月ファッション無職やってたり1週間入院してたりした関係で数が多いです。全34冊なり。 小説 八甲田山死の彷徨作者: 新田次郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/05/10メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る …

モヒカンに殴られないためのPython環境構築〜2018初夏〜

目的はモヒカンに殴られるリスクを最小限に抑えてPythonの環境を構築することです。モヒカンにさえ殴られなければ病気の子供が増えようが世界が核の炎に包まれようがどうでもいいです。 概要 pyenvを使うと 殴られるので 標準のvenvと direnvで なんとかする…

2017年下半期に読んだ本たち

数えてみると全15冊。上半期よりペースが落ちている。くやしい 上半期と比較するとプログラミングやデータ分析から徐々にプロダクト開発(「どう作るか」ではなく「何を作るか」の観点)や組織、経営に興味が移りつつある。果たして今年はどうなることやら …

2017年に読んだWeb記事たち

先日Pocketからこんなメールが届いた 私の情報収集術 - ふゆみけ〜おかわり〜 で昔書いたようにWebの記事はすべてPocketに集約させて読むようにしているのだが、いつの間にか Top 1% readers のヘビーユーザーになっていたらしい。 せっかくなのでどのくらい…

2017年上半期に読んだ本たち

上半期と言いながら7月に読んだのも含まれている気はする。 全部で19冊。これに加えて統計検定準1級の勉強もがっつりやってたので読書家とか勉強家とか言う前にこんな時間あるってことはお前真面目に仕事やってたのかと疑うべき。 時系列順じゃなくてカテゴ…

Pythonでの可視化をおさらいするために読んだもの

matplotlibの使い方とかちょっと時間が経つとすぐ忘れるので復習しました。あとデータ可視化ならSeabornが便利らしいのでそっちも入門しました。 『Pythonによるデータ分析入門』の8章を読んで写経 Pythonによるデータ分析入門 ―NumPy、pandasを使ったデータ…

『ゼロから作るDeep Learning』を読み終わった

読み終わりました。「Scalaで実装する」を目標として掲げていましたが結論から言うと5章までしか実装していません。理由は以下の通り。 『ゼロから作るディープラーニング』6章から急に「だいたいこんな感じやでーコード断片的に載せるけど詳しくはギッハブ見…

『ゼロから作るDeep Learning』をScalaで実装する(その3) - ニューラルネットワークとその学習

前回から2週間以上経ちました(そして年をまたいだ)がサボっていたわけではありません。 4章まで終わりました。規模大きくなってきたのでここにコード貼ることはしません。以下をご覧ください。 github.com 以下雑感 MNISTデータセットのロードでハマる う…

『ゼロから作るDeep Learning』をScalaで実装する(その2) - パーセプトロン

前回の続き who-you-me.hatenablog.com ANDゲート、NANDゲート、ORゲート、XORゲートをパーセプトロンで実装します。 // Perceptron.scala import breeze.linalg._ object Perceptron { private def gate(w: DenseVector[Double], b: Double) (x1: Double, x…

『ゼロから作るDeep Learning』をScalaで実装する(その1) - Breezeで行列演算

Deep Learningを業務でがっつり使うことは(少なくとも当分は)ないんだけど、さすがに知らないでいろいろ語るのはマズいので、巷で良書と評判の『ゼロから作るDeep Learning』をやろうと思います。 ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニ…

生存時間解析のチュートリアル論文を読む(その3)

3. SIMPLE DESCRIPTION OF OUTCOMES AT A FIXED TIME INTERVAL 一番わかりやすいやり方は、あるイベントの後、ある一定期間の間に結果が「起こった/起こらなかった」というものだ 例えば、「手術後の早期死亡率」みないなのがわかりやすい 3.1. Analysis sp…

生存時間解析のチュートリアル論文を読む(その2)

生存時間解析のチュートリアル論文を読む(その1) - ふゆみけ〜おかわり〜 の続き 2. DATA 臨床データの分析で一番大事なのでデータの integrity 、例えばデータの質、完全性、妥当性 これらが備わってないデータにどんなに高度な統計手法を使っても無駄だ…

生存時間解析のチュートリアル論文を読む(その1)

生存時間解析なのか生存時間分析なのか、はたまたサバイバル分析なのか。 いまいち呼称が統一されていないSurvival Analysis。 医療統計や計量経済ではよく使われるはずなのですが、 日本語で読める定番の書籍があまりないことも呼称の乱立の原因なのかも知…

私の情報収集術

諸事情により長い夏休みだったので、情報収集のやり方をちょびっと洗練してみた。 目的 普段TwitterのTLを追ってるだけでも、Web業界/データ分析業界の動向はだいたい掴める。 それとはてブのトップ見てればだいたいの情報は入ってくるんだけど、いずれにせ…

Neo4jをはじめよう - (2) データを投入する

Neo4jをはじめよう - (1) インストール - ふゆみけ〜おかわり〜 の続き 前回の最後で「Twitterのデータを投入!」とか息巻いてましたが、API制限キツくて色々めんどくさいのでここはSNA(社会ネットワーク分析)用のサンプルデータを使うことにします。 「SN…

Neo4jをはじめよう - (1) インストール

最近グラフDBが流行の気配を見せているような気がします。ということでNeo4jで遊んでみようと思いますが、まずは環境構築からですね。 今どき遊び用とは言えローカルマシンに素でDB入れるのは抵抗があるので、VagrantでUbuntu14の仮想マシンを作ってそこに入…

2015年も1/6が過ぎた

年の初めに目標みたいなのを決めた気がする 2014年のふりかえり&2015年にやること - ふゆみけ〜おかわり〜 2014年のふりかえり&2015年にやること - ふゆみけ〜おかわり〜 いちいち達成できてるかチェックするような意識の高いことはしないが、放置しておく…

『Java言語で学ぶデザインパターン入門』を読んだ&Pythonで書いてみた

リアクティブプログラミングが流行ってるみたいだからちょっとやってみるか、と調べてみたら、Observerパターンとかいうのが出てきた。でもデザインパターンとかわからん\(^o^)/ というわけで読んでみた。ただ読むだけだとつまらないので、Javaのサンプル…

久し振りにDjangoを触ってみたらやっぱり便利そうだった件

某緑のところの承認欲求ゲームには関わりたくないので、こういう感想めいたものは誰も見てないはてなブログの方に書きます。 一応周りにはPythonの人として認知されてるのに、最近Pythonに関わることを何もしてないことに危機感を抱き、Djangoのチュートリア…

2014年のふりかえり&2015年にやること

大晦日ですが連合赤軍には所属していないので総括とかはしません— 小4の冬見 (@who_you_me) 2014, 12月 31 見事にスベったのでやっぱりやります。 2014年にやったこと、起こったこと 転職した 1年前は新人ネットワークエンジニアでしたが、あまり向いてなか…

メジャー球団の日本人選手へのオファーは、やはり失礼だと思う

名指しはしないんだけど、みんなが盛り上がってる時に敢えて水を差したがる逆張り糞野郎はどこにでもいるようで、曰く「16億貰ってる人間に4億のオファーを出すのは失礼だ」とのたまう。 それではここで、以下の一流選手たちが移籍した際の年俸推移をご覧頂…

『ずる 嘘とごまかしの行動経済学』を読んだ

ずる―嘘とごまかしの行動経済学作者: ダンアリエリー,Dan Ariely,櫻井祐子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/12/07メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (12件) を見る 前著『予想どおりに不合理』で一躍行動…