読書ログ:『師匠、御乱心!』

師匠、御乱心!

師匠、御乱心!

40年前に世間を賑わせた(らしい。生まれる前なのでリアルタイムで知ってるわけなし)落語協会分裂騒動。

円生の直弟子で、真打昇進直後に騒動に巻き込まれた三遊亭円丈が自身の経験に基づいて当時を記述したのが本書。30年ほど前に出版されたものが最近になって加筆修正されて再販された。

読んで分かるのはとにかく円丈が円楽を嫌っていること(笑。先代円楽と言えば笑点のイメージが強い。そのお陰で円楽と言えば豪快でさっぱりした人物で、周りの信頼も厚いように見えていたが、事実はだいぶ違ったんだなーと。

笑点=落語界ではない。久しぶりに落語聞いてみようかな。