近況報告
5年ぶりの投稿。ぼちぼち復活していこうと思うので、まずは近況報告(5年分は近況と言うのか?)。
ブログ・SNS
まずはなんでそもそも5年も投稿してなかったのか、というところから。
正直理由は覚えていないが、SNSをやめて、その流れでブログ投稿するモチベーションもなくなってやめた気がする。
X(当時はまだTwitter)が荒れすぎて、普通に見ているだけで心が荒んでくるのでやめた。別に素人の浅い政治の話を聞きたくてTwitterをやっている訳ではない。
SNSをやめて良かったこと
- 精神が安定する
- 無駄にスマホを開く時間が減る
良くなかったこと
- 人との繋がりが途絶える
別に具体的に何か困ったことが起こった訳ではないが、緩いつながりはあるに越したことはない。ので最近はちょっとだけ復帰している。
が、あれからTwitterがXになったりいろいろあったことで荒れ方は更にひどい。アテンションエコノミーとやらで分断を煽るような話題がむしろ優先的に流れてきている。やれやれ。
プライベート
変化が一番大きい。
- 子供ができた(2人)
- 地方移住した(新潟に2年いた)
- が、マンション買って東京に戻ってきた
それぞれについて少しずつ。
子供がいるのはいいことだし楽しいことも多々あるが、時間の自由は全くない。1歳と4歳という今の時期が一番大変かもしれない。仕事をしているか、子供の世話をしているか、寝ているか。他の時間はほぼない。
これが後述する仕事の方向性にかなりの影響を与えている。
一人目が生まれたタイミングで、子育ての支援を受けようと妻の実家の近く(新潟市)に引っ越した。車も買ったので週末には家族でイオンに行くマイルドヤンキー生活の始まりである(なお自宅からイオンは徒歩1分なので車に乗る必要はなかった)。
妻の実家に頼れるのは良かったし、車ですぐロードサイドの大きい店に行けるのは便利。何より大学進学以後は基本的に東京に住んでいたので、一度東京を離れて暮らすという体験がしたかった。
住んでみると実感することはいろいろある。吉本興業の「住みます芸人」なんて東京にいると意識に上ることもないが、地方に行くとローカル番組になくてはならない存在として幅を利かせている。吉本すごい。
それはさておき、永住すると決めていた訳ではなく、そのまま住み続けるか、他の地方都市に移るか、あるいは東京に戻るか決めていなかった。しかし探し始めてすぐにいい物件が見つかったこともあり、結局2年で東京に戻ることに。
今はいわゆる城東と呼ばれる地区に中古のマンションを買い、リフォームして住んでいる。地方と東京どっちがいい論争は世に溢れておりそんなの価値観次第だろ以上終わりでしかないが、少なくとも東京で車がある暮らしはとても良い。駐車場は高くて遠いが。
仕事
相変わらずフリーランスのエンジニアをやっている。5年前と同じだが、前とは心持ちがかなり異なる。
これはフリーランスあるあるだが、以前は「言われたことをやる」になりがちで、もっと上のレイヤーにどう見ても課題があるのにそこには踏み込めない立場に不満があった。「良い会社があれば正社員に」と思っており実際に転職活動もして、決まった会社もあった(いろいろあって流れて結局フリーランスを継続したが)。
しかし子供が生まれたことにより優先度がまるっきり変化した。とにかく時間の自由度が最優先になるので「フルリモートで週4日稼働」が完全に外せない条件に。子供が小さい今の時期には一緒に居られる時間をできるだけ多くしたいので、少なくとも今のフェーズでは週5出社とか無理。
住宅ローンもあるし教育資金も貯める必要があるので「組織へのコミットメントをもっと」とか言ってられない。金を稼ぐべし。
という訳で、上述したような不満は一旦胸にしまって当分は会社に属さずやっていく決意を固めている。
普通に開発チームに入ってフルスタックエンジニアとして開発することもあるが、最近はデータ基盤の整備から入り、徐々に厄介な技術課題に単独で取り組む用心棒的なエンジニアに、みたいなのも多い。厄介な技術課題とはインフラ関係だったり、パフォーマンスチューニングだったり、スパゲッティコードを何とかすることだったり。
これはこれでいいんだが、エージェントや公開案件で見つかる「ふつうに手を動かすフリーランスエンジニア」の条件面の上限にそろそろ達している感がある。そもそも自分のような何でもやるロールの人間はこういう場では評価が難しい面があるので、案件の取り方を変えていきたいところではある。というかこれを読んでいる誰かで自分のようなエンジニアが必要な人がいたらぜひ連絡してください。
最近楽しかった案件は、スタートアップの創業者(非エンジニア)がAIで作ったプロトタイプを、顧客提供できるレベルに改修するやつ。熱量のある人と少人数で進めるのは楽しい。
生成AI
仕事の話をするなら当然これの話をしなければならない。当然使っている、というか依存しきっている。「今週1行もコード書いてねーわー」「n億トークンも使ったわー」みたいな地獄のミサワ的謎マウントは自分はやりたくないが、実際に1行もコードを書いてないんだから仕方ない。
ちょっと前まではJetBrainsの年間2万円ちょいの更新ですら「ちょっと考えさせてくれ」と毎年継続可否を検討していたが、今ではClaudeの月間$100のサブスクを躊躇なく契約しているので人は変わるものである。しかしAnthropicに飯の種を完全に握られているのはあまり居心地が良くないので、代替モデルやOSSのコーディングエージェントも検討していきたいところではある。ただ前述の通り今は時間がないのでそのうちやる。
金とロックインの話はともかく、コーディングエージェントの登場と進化により仕事が楽しくなくなったり将来に不安を覚える人がいるようだが自分には今のところその兆候はない。自分はコミットログもPRも書きたくなかったし、何ならコードも別に書きたい訳ではなかったのだと気付くのは楽しい体験ではあるが、では今自分がやっているのは一体何の仕事なんだというのは分かるような、分からないような、よく分からない。
少なくとも言えるのは、具体のスキルではない抽象的な「仕事できる能力」みたいなものが存在していて、AI以前から仕事ができていた人間はAI以後も仕事ができる人間だが、逆もまた然り、ということである。なので(自分を仕事できる側に置いてアレだが)特に仕事の将来について不安はなかったりする。
最後に
とりとめもなくいろいろ書いた。個別のテーマについてはそのうち詳しく書くかもしれない。
そもそもこのブログはほぼ読書ログと化していたが、子供が生まれて以降時間がなくてほぼ本を読めていない。今後書くネタがあるのか不明なところではある。
それではまた気が向いたら。
2021年5月に読んだ本たち
更新が滞りがち。もう6月も終わるけど頑張って思い出しながら書く。
新しい組織のマネジメント手法の本。経験上うまくいってない組織って互いの役割が曖昧で、お見合いや責任のなすりつけ合いが起こっていることが多いと感じているので役割ベースのこの考え方はうまくいきそうな気がする。
いろんな生き物の生活史が分かるのは面白いんだけど、書きっぷりがなんというか、他の生き物に対して人間的感情を当てはめすぎ(「子の犠牲となって死んでいく親の気持ちは壮絶に違いない」みたいなのを虫に当てはめられても。。みたいな)。うーんとなって中身が入ってこなかった。
単に高度なテクノロジーがあればうまくいくわけじゃなくて、既存の社会制度や人の感情とうまく折り合いをつけながらやってかないと成功しないよ、という話。GAFAだったりテスラだったりがあれほど時価総額高いのはどんな社会を目指すかのストーリーがうまいから、逆に日本はここが弱い。
いつどうやって会計が生まれたのか、それがどうやって進歩していったのか。鉄道会社が発達したことによって莫大な資本を投資するビジネスが活発になり、それに対応して減価償却が生まれた、みたいな話は面白かった。
なんだろう、ほとんど中身を覚えていない。起業に関する本は多数読んできているので真新しい話がなかったのかな。
UIデザインの方法論。やや衒学的なきらいはあるが、今までちゃんと考えてこずにやってきた分野なので新たな視点を得られてよかった。
これも名著の割に中身そんなに覚えてないな。。イシューが大事という、タイトルのまんまの感想しかない。
2021年4月に読んだ本たち
中身はタイトルの通り。トイ・ストーリーの公開が物語のピークなんだけど、なかなか公開されなくてフラストレーションが溜まる(笑

- 作者:光太, 石井
- 発売日: 2011/06/26
- メディア: 文庫
世界の貧困地域のリアルを描いた本。最近暇だったからネトフリでハイパーハードボイルドグルメリポートを見てたので、このあたり今自分の中でホットな領域。
ちょっと御用記事っぽいところがあって、基本は直近のシステム刷新を褒める内容になっているが、2021年の再度のシステム障害の後で読むと趣深い。

- 作者:デイヴィッド パトリカラコス
- 発売日: 2019/05/31
- メディア: Kindle版
SNSが国家と個人のあり方、戦争のやり方を変えてしまった話。
Web2.0は当初個人をエンパワーしたように見えるが、同じ力を国家も使うことはできる。だけど既存国家の硬直化した官僚組織では使いこなすのはなかなか難しい。
2021年3月に読んだ本たち
今年のGWは「発信のハードルを下げる」強化月間とします。 ということでサボってた読書記事の連投その2。
言葉を変えると質の低い情報の粗製乱造とも言う。

- 作者:スコット・ギャロウェイ
- 発売日: 2018/07/27
- メディア: Kindle版
これってGAFAに限らずテック系スタートアップの多くに言えると思うんだけど、「あなたたちの事業が拡大することで世の中はどれだけ良くなるんですか?」「やってることって結局既存企業を破壊してその利益を吸い上げるだけで、社会全体のGDPは増えてるんですか?」「便利になったとか言うけどそれって中間層が消滅して社会が不安定になるのと釣り合ってるんですか?」というのは今後考えていくべきテーマ。
オードリー・タン本を短期に読みすぎてどれがどれだか分からなくなっている。

エンジニアのためのマネジメントキャリアパス ―テックリードからCTOまでマネジメントスキル向上ガイド
- 作者:Camille Fournier
- 発売日: 2018/09/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
ちゃんと1on1やろうという、それが大事。他はあまり入ってこなかった。必要な時につまみ食いする感じの本か。
なにか教訓が残る系の本ではないが、純粋に面白かった。
考古学という学問の特殊性、学閥、功名心、いろんな要素が絡み合って、あの捏造事件へとつながっていく。
2021年2月に読んだ本たち
もう5月ですね。更新サボりまくってて2月とかもう覚えてないので、ほぼ書名だけでやります。

- 発売日: 2020/11/18
- メディア: Kindle版

絶望を希望に変える経済学 社会の重大問題をどう解決するか (日本経済新聞出版)
- 作者:アビジット・V・バナジー,エステル・デュフロ
- 発売日: 2020/04/17
- メディア: Kindle版
この中では『絶望を希望に変える経済学』がとても良かった。 経済学の最新の研究成果をもとに、今社会を揺るがしている分断、格差等の問題に立ち向かい解決策を提案している。
分断の両極にいるのは、現代社会から取り残され、孤独になっている人たち。 彼らの尊厳を取り戻さない限り、小手先の解決策では分断の傷は癒えない。頑張れバイデン(日本は
2020年に読んだ本まとめ
昨年読んだ本たち。合計78冊なのでちょうど週に1.5冊の計算。
ジャンル別
ジャンルの割り振りは適当です。
| ジャンル | 冊数 |
|---|---|
| ビジネス | 17 |
| プログラミング | 10 |
| ノンフィクション | 9 |
| 世界史 | 6 |
| 人文学・社会科学 | 6 |
| 開発手法 | 5 |
| その他 | 5 |
| 起業 | 4 |
| 医療 | 4 |
| テレビ | 4 |
| データ分析 | 4 |
| マーケティング | 3 |
| 小説 | 1 |
小説全然読まなくなったなー
印象に残った10冊
別に順位とかないので、読んだ順です

デジタル・ゴールド--ビットコイン、その知られざる物語 (日本経済新聞出版)
- 作者:ナサニエル・ポッパー
- 発売日: 2016/10/21
- メディア: Kindle版

サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ (日経ビジネス人文庫)
- 作者:正垣 泰彦
- 発売日: 2016/08/02
- メディア: 文庫

- 作者:Ed Catmull,Amy Wallace
- 発売日: 2014/11/04
- メディア: Kindle版
2021年1月に読んだ本たち
今年も続けていくぞー
その名の通り、NETFLIXの組織づくりについて。
全社員を大人として扱って性善説で、情報をオープンにして事業の構造や戦略とか包み隠さず分かるまで伝えよ、という、まあいいことは書いてあるんだけど、今どきの組織に関する本とかそこそこ読んでる人には真新しさはあまりない。あと成功した会社の成功した人間ゆえの俺たちサイコー感というか、既存の価値観を見下して否定するところから入ってるのが鼻につく。
組織論とかあまり触れたことがない人が最初に読むのはいいんじゃないかな。

ビールでブルックリンを変えた男 ブルックリン・ブルワリー起業物語
- 作者:スティーブ・ヒンディ
- 発売日: 2020/05/15
- メディア: Kindle版
スラムだったニューヨークのブルックリン地区にビールづくりの伝統を復活させ、世界のクラフトビールブームの流れを創り出したブルックリン・ブルワリーの起業物語。
『発酵野郎!―世界一のビールを野生酵母でつくる―』で著者が勧めてたので読んでみたが、アツい物語とかいうよりは事実列挙型ではあった。
お仕事でプロジェクトマネジメント的なことに手を出したのでざっと読んでみようかと。PMBOKの本当に触りしか書いてないから本格的に取り組もうと思ったらもっと詳しい文献に当たる必要はあるけど、プロジェクト進めるにあたり漏れてることとかないか、10の知識エリアとか知ってると役に立ちそう。
SNSを活用して来館者数を増やしている森美術館の「中の人」が語るSNS運用術。面白おかしいことを投稿してバズるの狙うのより、淡々と事実を伝えることに徹するべしとか本当にそう思う。中の人だけ目立ってて肝心な購買につながらないアカウントとかいっぱいあるよね。個人でSNSやるのにも参考になりそう。
2020年のまとめをまだ書いてない。もう2月なのに






















