2021年5月に読んだ本たち

更新が滞りがち。もう6月も終わるけど頑張って思い出しながら書く。

新しい組織のマネジメント手法の本。経験上うまくいってない組織って互いの役割が曖昧で、お見合いや責任のなすりつけ合いが起こっていることが多いと感じているので役割ベースのこの考え方はうまくいきそうな気がする。

いろんな生き物の生活史が分かるのは面白いんだけど、書きっぷりがなんというか、他の生き物に対して人間的感情を当てはめすぎ(「子の犠牲となって死んでいく親の気持ちは壮絶に違いない」みたいなのを虫に当てはめられても。。みたいな)。うーんとなって中身が入ってこなかった。

単に高度なテクノロジーがあればうまくいくわけじゃなくて、既存の社会制度や人の感情とうまく折り合いをつけながらやってかないと成功しないよ、という話。GAFAだったりテスラだったりがあれほど時価総額高いのはどんな社会を目指すかのストーリーがうまいから、逆に日本はここが弱い。

いつどうやって会計が生まれたのか、それがどうやって進歩していったのか。鉄道会社が発達したことによって莫大な資本を投資するビジネスが活発になり、それに対応して減価償却が生まれた、みたいな話は面白かった。

なんだろう、ほとんど中身を覚えていない。起業に関する本は多数読んできているので真新しい話がなかったのかな。

UIデザインの方法論。やや衒学的なきらいはあるが、今までちゃんと考えてこずにやってきた分野なので新たな視点を得られてよかった。

これも名著の割に中身そんなに覚えてないな。。イシューが大事という、タイトルのまんまの感想しかない。