2020年2月に読んだ本たち

日テレが視聴率下位からフジの牙城を崩してトップになるまでのお話。内容的には、当時社員だった人が書いた 『日本テレビの「1秒戦略」(小学館新書)』とかぶるところが多かった。徹底的に視聴率にこだわり、そのために組織から変えていく。目標設計大事という話。

でも今は世帯視聴率にこだわる時代ではなくなっている。たぶん日テレも(世帯視聴率では肉薄してきたテレ朝とは対照的に)世帯視聴率だけ追っていないよなとは思う。

データから正しく因果を見抜くための方法について、分かりやすく書かれた本。この分野だと今までは『岩波データサイエンス Vol.3』が定番だったけどやや専門性の高い内容だった。この本は初学者にも比較的分かりやすく、サンプルコードも豊富。人におすすめできる一冊。

断片的なものの社会学

断片的なものの社会学

インタビュー調査による生活史の記述を主な方法論とする社会学者が、論文には落ちないような、とりとめもない断片を、とりとめのないまま綴ったエッセイ(?)。読後感もとりとめがない。とても不思議な本。

イデア発想のノウハウを知りたくて読んだ。が、前半はアイデアソン(複数人集まって集合知的にアイデア発想するワークショップ)の意義や手配、進め方についての記載が多く期待と違った(が、書名から当然といえば当然。。)。とはいえ後半には各種手法がまとめてあって、助かる。

基礎から学ぶ Flutter

基礎から学ぶ Flutter

年末年始にAndroidのネイティブアプリ開発を勉強してたが実際開発しようとするとネイティブ開発は断念。XMLで画面記述するのが辛いのと仕様のアップデート激しすぎてついてけない。加えてiOSも同時にやるとなると辛すぎるのでクロスプラットフォームで一番筋がよさそうなFlutterをやることにしました。今度はよさげ。

今更読みました。DDDってユビキタス言語が大事だ! とはよく聞いてたのでてっきりユビキタス言語の実例とか作り方とか出てくると思ったらあんまり出てこないのね。